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刃の交換注意点

刃の交換注意点
上刃と下刃は交差なくカットできるのが特徴です。
上刃と下刃が交差なくカットできるために、ボディーと刃が高精度な作りになっています。
※上刃と下刃が接触したり、交差した状態でカットしたりすると、刃の欠けやひずみが増しますので、交換後は必ず隙間を確認してください。
 刃先は大変鋭利で危険です。
誤って手を触れると指などを負傷しますので、くれぐれもご注意ください。必ず手袋を装着のうえ、作業を行ってください。
上刃と下刃のギャップ(隙間)
上刃と下刃のギャップ(隙間)
上刃と下刃のギャップ(隙間)

素材一覧

FR4

FR4
V溝残厚がFR4基板残厚0.4以下の場合は0.01~0.03、V溝残厚0.4~0.6で押す力が大きく感じる場合は、0.04~0.05くらいに調整してください。

CEM3

CEM3
柔らかい材質のため、深くV溝が入れられずV溝残厚が厚くなっています。
基板残厚が0.6以下だとFR4設定でカットできます。基板残厚が0.7以下だとカット時の抵抗が大きくなるため、上刃と下刃の隙間は残厚の約半分強開けます。

紙フェノール

紙フェノール
機械的・物理的に強度が弱く、V溝が浅く強い力を加えると剥離したり割れが起きたりします。
上刃と下刃の隙間調整が必要です。基板残厚の半分から3分の2ほど開けます。

アルミ・銅基板

アルミ・銅基板
粘りがあり強い力でカットするとねじれが起き、変形してしまいます。
上刃と下刃の隙間は0.01~0.03で1回~数回のスライドでやさしいカットをします。
※基板の仕様によっては、ダブル機種のスライド回数が少なくなります。
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