サンプル基板を基に、基板V溝仕様検証とひずみ測定とデータ作成します。
V溝仕様の重要性について(FR4の場合)
部品にかかる応力や刃の耐久性は、V溝の仕様が大きく影響します。
スプリッター方式は、部品の距離に比例して応力は下がっていきますが、V溝の精度が悪い場合やズレがあると刃先が変形し、応力も増します。また、刃の欠けの要因にもなります。
スプリッター方式は、部品の距離に比例して応力は下がっていきますが、V溝の精度が悪い場合やズレがあると刃先が変形し、応力も増します。また、刃の欠けの要因にもなります。
▼ きれいなV溝とは(シングル機種の場合)
精度の良いV溝で0.5以下
V溝角度40度以上
精度の良いV溝で0.5以下
V溝角度40度以上
精度の悪いV溝の例(FR4の場合)
測定例
測定器:KEYENCE/NR-ST04
ひずみゲージ:2mm1mコード付きゲージ
測定位置:V溝際より3mm、3方向測定(垂直・45度・平行)
選択波形:(1)ST-CH01:Channel01(単位μST) | ||||||||||
カーソルA | カーソルB | カーソルA-B | 最大 | 最小 | P-P値 | 平均 | 周波数 | 周期 | 積分 | 面積 |
283.2 | 49.2 | 234 | 283.2 | 6 | 277.2 | 95.2 | 1.42857Hz | 700ms | 59.54 | 59.54 |
位置 | 日付時刻 | 29:18.1 | 29:18.8 | -0 00:00:00.700000 | ||||||
カーソル情報 -3方向用設定 | ||||||||||
選択波形:(1)ST-CH02:Channel02(単位μST) | ||||||||||
カーソルA | カーソルB | カーソルA-B | 最大 | 最小 | P-P値 | 平均 | 周波数 | 周期 | 積分 | 面積 |
-168 | -19.9 | -148.4 | -15.3 | -168.3 | 153 | -50.8 | 2Hz | 500ms | -21.08 | 21.08 |
位置 | 日付時刻 | 29:18.3 | 29:18.8 | -000:00:00.500000 | ||||||
カーソル情報 -3方向用設定 | ||||||||||
選択波形:(1)ST-CH03:Channel03(単位μST) | ||||||||||
カーソルA | カーソルB | カーソルA-B | 最大 | 最小 | P-P値 | 平均 | 周波数 | 周期 | 積分 | 面積 |
-303 | -54.3 | -249 | -19 | -303.3 | 284.3 | -131.9 | 1.66667Hz | 600ms | -74.42 | 74.42 |
位置 | 日付時刻 | 29:18.2 | 29:18.8 | -0 00:00:00.600000 |